本神社においては、宗教・宗派を超えて

世界中の人々が、海の戦いで亡くなった

戦士の慰霊を行う”祈りの場”とする

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世界の永遠なる平和を祈る人々の
よりどころとしての”聖地大津島”を
“世界平和実現のランドマークに”

【回天烈士追善施設設立の経緯など】

 先の大戦において国の御楯となり散華されました回天烈士の尊い御霊を出陣された

ここ大津島に創建されることになりました。

 ここに至るまでの経緯は、回天顕彰会発足(昭和37年)後、回天烈士の御霊璽(ごれいじ)三体(106柱)が公設回天記念館に安置できなくなったため、顕彰会代表が一時的な合祀(ごうし)を山崎八幡宮(周南市宮の前)に依頼した(平成9年)その折、回天神社を創立し、御霊璽を必ずお迎えにあがることの確約するも今日まで実現していませんでした。

 爾来、山崎八幡宮では、毎年、11月20日には市内有志の方々の参列を頂き

慰霊祭を斎行してきました。

 平成31年(令和元年)は、回天出撃75周年を迎えるのを機に山崎八幡宮では熱心な回天烈士崇敬者であり、回天神社設立準備委員会(委員長他5名の者)で神社設立に向け協議を重ね御霊が安らかに祀られる神社として人間魚雷回天の聖地である大津島の地に設立を目指して活動してまいりました。

 幸いにして、神社設立用地は、地元大津島出身の方より、馬島港フェリー発着地直近の

私有地の寄付申し出があり、当委員会では有難く受けることになりました。

 一方、設立資金の募金活動に如何に取り組むかが大きな課題となり、各方面への打診や対策を練っていた矢先に、当設立準備委員長が、ある会合で神社設立資金面の課題について話したところ、知人でもあり旧新南陽市出身でもある東京都在住の篤志家から、この会の趣旨にご賛同頂き、600万円という貴重な浄財のご寄付がありました。

 これによって神社設立に向けての大きな前進を遂げることとなりました。

 一方、帝人株式会社徳山工場の事業所撤退により、事業所内に合祀されていた回天烈士御霊璽を山崎八幡宮に一時、合祀している関係で大津島回天神社設立趣旨に賛同され、200万円のご寄付申し出がありました。

 また回天顕彰会からも令和元年11月までには、不足分の浄財募金活動を行う旨の話があり、総計11,500,000円の浄財を集めることとなり、大津島回天神社設立工事起工の運びとなりました。

 この資金では、神社の参道、祠、鳥居、灯篭、玉垣など必要な最小限のものだけの起工であり、神社の運営・管理がままならぬことは必至であろうと思われます。

 今後、必要と思われる建屋・設備などとしては、手水舎、社務所兼御札所、参拝者休憩所倉庫などが列挙されています。

 敷地の確保については、地権者のご厚意によりすでに確保されています。

これらのことを地域社会の皆様方並びに企業団体等の各位にお知らせするとともに奉賛金のご協力を頂きたくなにとぞよろしくお願い申し上げます。

                 大津島回天神社設立準備員会

                   委員長 河村敏夫

                   回天顕彰会 会長 原田茂

                   山崎八幡宮 宮司 河谷昭彦

2019年9月28日 建設工事の状況 / ほぼ完成しています。

2019年9月11日 建設工事の状況(工事担当:黒髪石材株式会社様)

2019年6月9日 大津島回天神社設立起工式

2019年 建設工事開始前の状況(整地担当:新日本道路施設株式会社様)