ドキュメンタリー映画 「蒼海の若人たち(仮題)」製作概要
「回天顕彰会」が、新たに「回天の島から平和の文化発信プロジェクト」を開始い
たします。未来を築く若者たちに、歴史の事実を通して、平和の大切さを知ってほ
しい、という願いから、海外の人たちと協力して、世界にむけて、様々の取り組み
を展開致します。
2022年、ドキュメンタリー映画「蒼海の若人たち(仮題)」の製作を「回天の島か
ら平和の文化発信プロジェクト」の最初の事業として取り組みます。
「蒼海の若人たち(仮題)」は、元・回天搭乗員の故・小灘利春氏(1923年~2006
年)を中心に、回天作戦に関わった若者たちの事実と、その事実を伝える難しさを
描くドキュメンタリー映画です。
回天作戦で撃沈された米国油送艦ミシシネワの生き残り乗組員だった父の願いで
「KAITEN」を執筆したマイケル・メア氏は、小灘氏の献身的な協力があって
著書を完成させることが出来たと言われます。マイケル氏が米国で新たに発見した
貴重な映像の提供を申し出られたことで、回天作戦の事実により深く迫る内容にな
りました。
ドキュメンタリー映画「蒼海の若人たち(仮題)」は全国の回天ゆかりの地や、
関係者の証言を取材し、2023年末完成を予定しています。
映画製作費は企画の意図に賛同して頂ける、全国の個人、団体に広く求め、完成
した映画は平和教育教材として、学校、公民館など公共施設で公開、映画字幕版も
製作して、海外での上映も行います。
2022年10月11日
回天の島から平和の文化発信プロジェクト